vol.11 デザイナーの声:ぽれぽれ動物 クロネコ


こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

はじまりの季節、春。
PoLeToKoオンラインストアにも、今年の新作がたくさん入荷しています!
元気に過ごすんだよ〜と送り出す様な気持ちでお客様に商品をお届けしているこの頃です。

本日のぽれぽれコラムは、デザイナーの声をとりあげます。
ぽれぽれ動物クロネコのデザイナー、Mさんにインタビューしました。
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店長(以下、店)
Mさん、本日もよろしくおねがいします。

これまでの「ぽれぽれコラム デザイナーの声」では、昔からあるぽれぽれ動物についてのインタビューが多かったんですが、今回は今年2月に販売開始されたばかりの新作・クロネコについてお聞きします。

クロネコを作ろう!と思ったきっかけはなんですか?

M
実は、展示会に出展する度に「ぽれぽれ動物にネコっていないの?」という声を沢山頂いていました。しばらく研究していたんですがなかなか商品化に至らなくって、、今回やっと新作としてご紹介できてほっとしています。


研究っていうと、どんな事をするんですか?

M
具体的には「カタチ」や「表情」などについて考えます。その準備として、背景にある「ネコの魅力」について探るという作業が主です。多くの人に愛される可愛らしさのポイントはどこ?ネコらしさはどうすれば伝わる?ぽれぽれらしいネコにするには?などなどを考えてから、カタチに落とし込んで行きます。


そんな研究の月日がぽれぽれ動物には込められているんですね、、

M
例えば私がお客様のすぐ横で「ココがかわいらしくって、この角度で置くのがオススメですよ」とお伝えすることはなかなかできないので、ただそこに置いてあるだけで商品そのものが魅力を語っているようなデザインを心がけています。

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ぽれぽれ動物は佇まいが良いというか、それぞれが雰囲気を持っているので、逆に多くを言葉で語らないほうがお客様に届いている様な気がします。

M
商品自体に魅力があったら、お客様には自然に感じてもらえると思うんです。店舗のスタッフの役割としては、スパイスの様にちょっと言葉を添えるだけで良いのかもしれません。お買い物をする時に急にたくさん語られて、熱意は伝わってくるけど困ってしまう事も多いですよね。


そうなんです。あれもこれもお話したい!となるんですが、店舗ではそこをぐっとこらえている事の方が多いかもしれません。

制作を進めるにあたり難しかった点はどこですか?

M
やはり最初のデザインをまとめるまでに時間がかかりました。試作づくりも難航するだろうなーと考えていたんですが、すぐに試作ができあがってびっくりしました。職人さんが図案に描ききれない部分をうまく立体的に表現してくれました。


そうだったんですね〜

M
ちなみに、私の自宅にもネコが1匹います。甘えん坊の男の子です。毎日せっせと「食う、寝る、遊ぶ」を繰り返しています。人間に比べてなんて純粋でシンプルなんだろう、と日々一緒に生活していて思うんです。そんな無垢な悪気のなさというか、無邪気さを出せたらなと思いました。

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このきょとん、とした表情は、Mさん家のネコさんがモデルになっていたんですね〜。

また、新たなぽれぽれ動物が登場するのを楽しみにしています!

M
商品が出来上がり皆さんのもとへと旅立って行く時の喜びはひとしおです。今にも語りだすようなぽれぽれ動物をこれからも皆さんのもとへ届けられたらなと思っています。


お届けする側にも喜びがありますよね。。私も、もっと皆さんに魅力を伝えられるように研究しようと思いました。今日もたくさんのお話をありがとうございました。

M
ありがとうございました。

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