Vol.2  ぽれぽれ動物手作りワークショップ:クジラ

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

皆さん海の日はどのように過ごされましたか?
ポレトコオンラインストアの実店舗PoLeToKoでは「ぽれぽれ動物手作りワークショップ」が開催されました!

本日のぽれぽれコラムは、「ぽれぽれ動物手作りワークショップ」についてお伝えします。
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「ぽれぽれ動物手作りワークショップ」とは?
“世界にひとつのぽれぽれ動物を作ってもらおう!”
という事で始まったワークショップです。

粗彫りのぽれぽれ動物を紙ヤスリでなめらかに擦ったあと、
自分オリジナルのデザインで色を塗ったりデコレーションしたりして完成させます。
PoLeToKo2階にあるレンタルスペース&ギャラリー「2nd SPACE KOBE」にて不定期に開催しています。

おかげさまで2013年4月から数えて5回目となります。
毎回ご好評を頂き、スタッフ一同感謝でいっぱいです。

海の日に開催された今回のワークショップのお題は、夏らしく「クジラ」!

まずは、、シャカシャカ。
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彫ったあとが残っている粗彫りの状態から、つるつるとなめらかな手触りになるまで紙ヤスリをかけます。
ファルカタの木の質感を直に感じて頂けます。

どんなクジラにしようかな?
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そして、、ヌリヌリ。
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アクリル絵の具を使ってペイントしたり、シールや紙などを貼付けたり、、
思い思いのデザインで仕上げていきます。
普段の(?)ぽれぽれ動物は黒ペンキしか使わないので、とっても新鮮です。

完成まで約2時間。おつかれさまでした〜! このあとはゆっくりモードでワイワイお茶タイム。毎回オススメのお菓子もご用意しています。

皆さんの作品を掲載しているので是非ご覧ください。潮を吹き出してるクジラさんも出来上がっています。 →☆(Facebook)

こちらでも当日(2014.7.21)の様子をご覧頂けます。ワークショップの予告記事ではスタッフ作成のクジラも登場! →☆(Facebook)

愛情を込めて作ってくださっている姿を見ると、世界に一つだけのぽれぽれっていいな〜と毎回思います。自分で作ったものって愛着もひとしおですよね。「楽しい!またやりたい!」というお声を聞く度、また企画しよう!と思うんです。

今後も不定期ですが開催する予定です。
ぽれぽれ動物の新たな魅力をお伝えできたらと思っています。

Vol.1 デザイナーの声:ぽれぽれ動物マレーバク

皆様はじめまして、こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

「ぽれぽれコラム」では、ぽれぽれ動物にまつわるいろいろな情報や裏話などをお伝えできたら、と思っています。楽しみにしてくださいね。

記念すべき1回目のぽれぽれコラムは、デザイナーの声をとりあげます。
今回は、ぽれぽれ動物マレーバクのデザイナー、Mさんにインタビューしました。

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「ぽれぽれ動物」は今年で10周年と聞きましたが、「ぽれぽれ動物」が生まれたきっかけはなんですか?

M
商品についていろいろ考えている時、インドネシアの出張中にすばらしい技の職人さんとやさしい木の素材に出会ったんです!
この素材で動物の置物を作ったら、大人っぽい雰囲気の素敵な商品になるのでは?と感じ、商品開発が始まりました。


木の色や手触りが絶妙ですよね。

M
ぽれぽれ動物に使われている木(ファルカタ材)は、工房のあるインドネシアの辺りに自生している白っぽい色の木です。色に微妙な個体差もあって、味わいがありますよね。まず、私たちがこの木に惚れ込みました。

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(ぽれぽれ用に加工されたファルカタの木。乾燥中。)


マレーバクはぽれぽれ動物の中でも人気の商品ですよね。このマレーバクを作ろう!と思ったきっかけはなんですか?

M
最初に「ファルカタの木 x 黒ペンキ」で「動物」を作ろうという事だけ決まっていて。もともと黒と白の動物だから自然に仕上がるだろう、丸っこいシルエットなのでコロンとかわいくなりそうだな、という感じで決まりました。


こだわったポイントはどこですか?

M
商品を作る時、まず技術の高い職人(以下、サンプル職人)が、たくさんいる彫り職人の参考にするためのサンプルを作ります。おしりを丸く、逆三角形のしっぽで、、とお願いしましたが、あとは、こんな感じかな?と描いた俯瞰図だけ見て作ってもらったんです。


え~~!それでこれができあがったんですか??

M
そうなんですよ。サンプル職人さん、すごいんです。最初にサンプルが出来上がってきた時は、びっくりしました。肌触りもツルツル!色がモノトーンだから甘過ぎなくてかわいい!と、ワイワイ騒ぎました(笑)

図案も手描きで、かなりアナログでした(笑)今は、イラストレーターというソフトを使って描いた図案や立体の模型を作成してもっと細かくオーダーしているんですが、当時はものすごくざっくりしてました。サンプル職人さん大変だっただろうなと思います。

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M
他の動物も、やさしくて柔らかい雰囲気のサンプルが出来上がったので、スワヒリ語で「ゆっくり」の意味をもつ「ぽれぽれ」が商品名となりました。


なるほど、そうやって商品名も決まったんですね。その他に苦労した点などはありますか?

M
手作りの良さでもあると思うんですが、ちょっとずつ変化があって、、実はマレーバクの顔も、ちょっとずつ変わっているんですよ。


そうなんですか!?

M
はい。どの動物もどんどんやさしい顔になっている気がします。進化してます(笑)
あと、特にマレーバクがというわけではないんですが、遠隔でイメージしているかたちを立体に仕上げるという行程は試行錯誤の連続で、今も進行形です。どうやって伝え、どうやって商品として仕上げたらいいか考えながら進めています。

ひとつ作るのにとても時間がかかりますし、決してひとりではできない仕事です。ファルカタの木が育ち、いろんな人の手を渡り、手のひらの中でかわいく佇むぽれぽれ動物は、その人にとって愛おしい存在になってくれたらなと願っています。


なにかエピソードがあったら教えてください。

M
あるお母さんから「喘息の子供が夜眠れなくて困っていた。ぬいぐるみはNGだけど、ぽれぽれ動物のマレーバクならば大丈夫。いつも手に握って眠っている。」という話を聞きました。これは、私たちも思いがけないことでした。怖い夢を食べると言われているマレーバクが安眠のおまもりのようになっているんだなーと、じんわりと嬉しくなりました。


いい話ですね。。これからも、ぽれぽれ動物についてのいろんなお話を聞かせてください!

M
こういう場ができてうれしいです。よろしくおねがいします。ありがとうございました!

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