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vol.14 デザイナーの声:ぽれぽれ動物 ラクダ

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

今年のG.W.は晴天続きでしたね。お出かけされていた方も多いのではないでしょうか?
春というよりもむしろ、夏。
お日さまにあたった後は、ちょっと甘めのアイスチャイも美味しいよね〜と考えていたら、
モロッコに行ってみたいな〜と思い、ふとぽれぽれ動物ラクダが頭に浮かんだので今日はラクダのお話です。
(モロッコといえばミントティーなのはご愛嬌。笑)

本日のぽれぽれコラムは、デザイナーの声をとりあげます。
ぽれぽれ動物のデザイナー、Mさんにインタビューしました。
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店長(以下、店)
Mさん、本日もよろしくおねがいします。今日は「ぽれぽれ動物」ラクダについてお聞きします。

ラクダを作ろう!と思ったきっかけはなんですか?

M
本日もよろしくおねがいします。

ラクダは初代ぽれぽれ動物のひとつとして誕生しました。最初なので右も左もわからず、、カタチがわかりやすいから作りやすそう?と思ったのと、個人的に好きというシンプルな理由からでした。


そうだったんですね。言葉が違うかもしれませんが、あっさりというか、さっとモチーフが決まる場合もあるんですね〜。

製作する際に大変だった点などはありますか?

M
現在のぽれぽれ動物は、私たちデザイナーが詳しくデザインを描いてそれをもとに作り始めるんですが、当初は「こんな感じで!」という簡単な俯瞰図1枚から細かい箇所をイメージしてできあがった貴重な子たちなんです。


2015.01にデザイナーの声でお話したクマもそうでしたよね。職人さん、すごいなぁ、、、(くるくる回し眺める)

M
ちなみに、ぽれぽれ動物誕生から現在まで、最初の「彫りサンプル」はずっと同じ職人さんが作ってくれています。ぽれぽれ動物が並んだ時のなんとなく雰囲気が揃っている理由のひとつなんじゃないかな?と考えています。

最初にサンプルが出来上がってきた時は、本当にびっくりして感動しました。「すごいすごい!」「かわいい!」とひとしきり盛り上がったのを覚えています。


私もその場にいたかったなぁ、、ぽれぽれ動物誕生の瞬間!ですね。

M
今思うと、よくぞ立体にしかもかわいく仕上げてくれたなぁ、、と思います。その職人さんは本当に魔法使いのようで、出張で打ち合わせをしている時も、その場から離れたかと思うと、ついさっき渡したデザインを荒削りですが彫り上げてくれていたりするんです! 打ち合わせの席で「わぁっ」と歓声が上がるんですよ。

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これまでいろいろデザインを描かせてもらいましたが、平面が立体になる瞬間はいつもドキドキして感動するんです。きっとこれからもそうなんだと思います。


新しい商品と出会う時はいつも「わぁっ」となりますね。その感動がお客様にも連鎖していっているのでは?と感じました。

ラクダは「まつげ」もかわいいですよね。

M
実際のラクダも羨ましいくらいまつ毛がフサフサとしていますよね。つい他の動物でもつむり目にしたくなりますが、強調したい時だけにしています。


その他になにかエピソードはありますか?

M
はい。作り始めて数年目、急に背中の布の模様が「 〆 」の字のようになっていて忍者のような雰囲気が出てきてしまった事がありました。塗装の職人さんにはそれぞれ担当があって、責任を持って丁寧に描いてくれているんです。もしその職人さんのこだわりだったらごめんなさい、でも「 X 」 がいいんだ〜・・と忍びない気持ちで「 X 」に戻してもらいました。

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そんな事もあったんですね。

ラクダはデザインの変わっていない動物のひとつですよね?

M
そうなんです。ずっと同じデザインで作り続けられるのもぽれぽれ動物に関わるすべての皆さんのおかげです。ありがたい事だなと感じています。


感動の連鎖をこれからも続けて行きたいですね。

本日もありがとうございました!

M
ありがとうございました!

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Vol.13  ぽれぽれ動物手作りワークショップ:アキタイヌ

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

やっと清々しい晴天となりました☆
春らしい気候を飛び越えて、このまま夏になってしまうんでしょうか?
もうすこし春を味わっていたいなぁ。。と思いました。

本日のぽれぽれコラムは、「ぽれぽれ動物手作りワークショップ」についてお伝えします。
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「ぽれぽれ動物手作りワークショップ」とは?

“世界にひとつのぽれぽれ動物を作ってもらおう!”
という事で始まったワークショップです。

PoLeToKo実店舗の2階にあるレンタルスペース&ギャラリー「2nd SPACE KOBE」にて
不定期に開催しています。

粗彫りのぽれぽれ動物を、表面がなめらかになるまで紙ヤスリでみがいたあと、
ご参加の皆さんのオリジナルデザインで色を塗ったりデコレーションしたりして、完成させます。
作業終了後はオススメのお菓子+お茶の時間もあり、楽しい時間をお過ごし頂いています。

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今回のお題は、アキタイヌ!
第1部、第2部の合計2回開催しました。おかげさまで、どちらも満席!

ヤスリがけから作業スタート! シャカシャカ。。

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その後、ペイントに入ります。 ヌリヌリ。。

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飼っているワンちゃんをモデルにする方、春をイメージされる方、
そして「お寿司」や「レモンティー」になったアキタイヌも登場していました☆
レモンティーアキタイヌの頭の上にはフェルトで作ったレモンが乗っていました。
発想が斬新で、すばらしい!

ワークショップ終了後のアンケートで、どの工程が楽しかったか伺ったところ
意外にもヤスリがけの方が多く、びっくりしました。
毎回、ヤスリがけしている時は黙々と作業が進み、ペイントはワイワイとした雰囲気なので、
てっきりペイントが人気かと思っていたんですが、ヤスリがけは無心になれる所がいいのかも知れません。

ご参加の皆様、ありがとうございました!

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皆さんの作品をアルバムに掲載しています。ぜひご覧ください!
☆(Facebook アルバム)

こちらでも当日(2015.04.12)の様子をご覧頂けます。
この日はポレトコOPEN3周年の日。
皆様においでいただき、感謝しきりのスタッフ一同でした。
ワークショップの予告記事では、スタッフ作成のアキタイヌも登場しています。
☆(Facebook)

ちなみに。
作業終了後のお茶の時間にお出しした「店長オススメスイーツ」は、
Atelier Rosette(アトリエロゼット)さんの焼き菓子3種類です! 
美味しいお菓子をありがとうございました。
http://kobe-rosette.com

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たくさんの職人の手をつなぐ様にして仕上がっていく、ぽれぽれ動物。
ワークショップでも、たくさんの手に包まれていました。
自分の手で仕上げた世界でたったひとつのぽれぽれ動物は、きっと宝物になるはず。

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開催時期は未定ですが、Facebookなどで次回開催のお知らせをします。
ぜひ一度ご参加くださいね!

vol.12 デザイナーの声:ぽれぽれ動物 アキタイヌ

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

ふわふわしたピンク色の桜が舞う様に散ったあとは、瑞々しい新緑の季節ですね。
イチョウの葉が出てくる時って、小さいけどイチョウの葉のかたちをしているんです!
一斉に出てくるこどもみたいな小さい葉っぱを愛でていると、春が来たな〜と実感します。

本日のぽれぽれコラムは、デザイナーの声をとりあげます。
ぽれぽれ動物アキタイヌのデザイナー、Hさんにインタビューしました。
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店長(以下、店)
Hさん、本日もよろしくおねがいします。
今年2月に販売開始されたばかりの新作・アキタイヌについてお聞きします。
アキタイヌを作ろう!と思ったきっかけはなんですか?

H
ある時、そう言えばぽれぽれ動物のイヌってビーグルしかいないって事にハッと気付き、いろいろな犬種がいると楽しそうだなと思って考え始めました。3種類同時発売することが先に決定したので、できるだけ犬種、ポーズ、色味などが被らないように同時進行で進めました。


イヌって作りがいがあって楽しそうです〜

H
それが、なかなか苦戦して・・・犬種選びが一番大変でした。可愛くなりそうだなと思っても似通ってしまうと面白くないな〜等、考えが行ったり来たりで・・・


そんな過程を経て選ばれたのが「アキタイヌ」「ボストンテリア」「ミニチュアシュナウザー」なんですね。
どんなところが選ぶポイントになったんですか?

H
まず、日本犬は絶対入れたかったんです。いろいろ調べていくうちに、アキタイヌのどっしりとした貫禄に魅せられました。


ちょっと前に話題になったぶさカワわんこが有名ですよね。

H
そうそう。わさおくんです! ちなみに忠犬ハチ公も、アキタイヌなんですよ。


アキタイヌのどっしりした雰囲気がとてもよく出ていますよね〜

H
日本犬では珍しい大型犬なので、少し大きめのサイズにしています。展示会でも「この子大きくない?」とよく言われたんですが、大きくて良いんです〜

POLECLM_12_2(2週連続で人気No.1になりニンマリ顔のアキタイヌ。でも王冠の安定感ではフクロウにかないません。笑)


こだわったポイントはどこですか?

H
後ろ姿、特に尻尾にこだわりました。前から見た時はもちろんですが、後ろから見た時も可愛くなるようにと尻尾のデザインをそれぞれ変えています。3種並べた後ろ姿は癒しです。笑


イヌたちだけじゃなく、ぽれぽれ動物は後ろ姿も可愛いですよね。ぜひ後ろからも見て欲しいな、と思います。

H
個人的にはぽれぽれ動物ゴリラのお尻も好きなんです。彫りが可愛いんです〜。自分だけのお気に入りアングルを見つけるのも楽しいですよね。


販売開始以来イヌ3種はとても人気があり、今後にも期待しています!

POLECLM_12-1(「わっぱラッピング」は有料ですが、このままでも飾れますし、いつもより特別感を出したいときにオススメです。PoLeToKo Online Storeでもお承りできます!この写真と同じ蓋を閉じないわっぱラッピングをご希望の際は「わっぱの蓋を閉じずにラッピング」とお伝えください。ご不明な点はお問い合わせください。)

H
これからももっとイヌが増えたらいいな〜と一人で妄想中です。笑


イヌたちのお話、また聞かせてください!本日もありがとうございました。

H
ありがとうございました。

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vol.11 デザイナーの声:ぽれぽれ動物 クロネコ

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

はじまりの季節、春。
PoLeToKoオンラインストアにも、今年の新作がたくさん入荷しています!
元気に過ごすんだよ〜と送り出す様な気持ちでお客様に商品をお届けしているこの頃です。

本日のぽれぽれコラムは、デザイナーの声をとりあげます。
ぽれぽれ動物クロネコのデザイナー、Mさんにインタビューしました。
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店長(以下、店)
Mさん、本日もよろしくおねがいします。

これまでの「ぽれぽれコラム デザイナーの声」では、昔からあるぽれぽれ動物についてのインタビューが多かったんですが、今回は今年2月に販売開始されたばかりの新作・クロネコについてお聞きします。

クロネコを作ろう!と思ったきっかけはなんですか?

M
実は、展示会に出展する度に「ぽれぽれ動物にネコっていないの?」という声を沢山頂いていました。しばらく研究していたんですがなかなか商品化に至らなくって、、今回やっと新作としてご紹介できてほっとしています。


研究っていうと、どんな事をするんですか?

M
具体的には「カタチ」や「表情」などについて考えます。その準備として、背景にある「ネコの魅力」について探るという作業が主です。多くの人に愛される可愛らしさのポイントはどこ?ネコらしさはどうすれば伝わる?ぽれぽれらしいネコにするには?などなどを考えてから、カタチに落とし込んで行きます。


そんな研究の月日がぽれぽれ動物には込められているんですね、、

M
例えば私がお客様のすぐ横で「ココがかわいらしくって、この角度で置くのがオススメですよ」とお伝えすることはなかなかできないので、ただそこに置いてあるだけで商品そのものが魅力を語っているようなデザインを心がけています。

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ぽれぽれ動物は佇まいが良いというか、それぞれが雰囲気を持っているので、逆に多くを言葉で語らないほうがお客様に届いている様な気がします。

M
商品自体に魅力があったら、お客様には自然に感じてもらえると思うんです。店舗のスタッフの役割としては、スパイスの様にちょっと言葉を添えるだけで良いのかもしれません。お買い物をする時に急にたくさん語られて、熱意は伝わってくるけど困ってしまう事も多いですよね。


そうなんです。あれもこれもお話したい!となるんですが、店舗ではそこをぐっとこらえている事の方が多いかもしれません。

制作を進めるにあたり難しかった点はどこですか?

M
やはり最初のデザインをまとめるまでに時間がかかりました。試作づくりも難航するだろうなーと考えていたんですが、すぐに試作ができあがってびっくりしました。職人さんが図案に描ききれない部分をうまく立体的に表現してくれました。


そうだったんですね〜

M
ちなみに、私の自宅にもネコが1匹います。甘えん坊の男の子です。毎日せっせと「食う、寝る、遊ぶ」を繰り返しています。人間に比べてなんて純粋でシンプルなんだろう、と日々一緒に生活していて思うんです。そんな無垢な悪気のなさというか、無邪気さを出せたらなと思いました。

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このきょとん、とした表情は、Mさん家のネコさんがモデルになっていたんですね〜。

また、新たなぽれぽれ動物が登場するのを楽しみにしています!

M
商品が出来上がり皆さんのもとへと旅立って行く時の喜びはひとしおです。今にも語りだすようなぽれぽれ動物をこれからも皆さんのもとへ届けられたらなと思っています。


お届けする側にも喜びがありますよね。。私も、もっと皆さんに魅力を伝えられるように研究しようと思いました。今日もたくさんのお話をありがとうございました。

M
ありがとうございました。

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vol.10 デザイナーの声:ぽれぽれ動物 スカンク

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

立春を迎え、空気に春が混じっているような日もありますがまだまだ寒いですね。。
逆に過ぎ行く冬を楽しむのもいいよなぁと、散歩に出かけたりしているこの頃です。

本日のぽれぽれコラムは、デザイナーの声をとりあげます。
ぽれぽれ動物スカンクのデザイナー、Hさんにインタビューしました。
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店長(以下、店)
Hさん、今日はぽれぽれ動物のスカンクについてお聞きします。よろしくおねがいします。
スカンクを作ろう!と思ったきっかけはなんですか?

H
スカンク。実は廃盤になったシリーズ「ぽれぽれピンズ(ピンバッジ)」で試作まで作って保留していたんです。白+黒の配色の動物で探していた時に、そういえばあのスカンク、ぽれぽれに仲間入りできるのでは?という話になり決まりました。


そうだったんですね~ そういう経緯でできた種類もあるとは! スカンク、しっぽがかわいいな〜と。

H
ふさふさ感を出すのに苦心した結果、この大きなしっぽになりました。フワフワっという質感にはいつも悩みます。。

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(上に乗っているのがぽれぽれピンズスカンク!)

H
ちなみに、シマスカンクをモデルにしました。


シマスカンクっていうと、、?

H
えっと、、コレです。

(イラストで描かれた図鑑「動物」を見ながら)


はっきりした白+黒のツートーン模様がこんなに忠実に再現されていたんですね~

H
この図鑑シリーズ。写真ではなくイラストなので模様の参考になるんです。


キリっとポーズをとっているようなイラストも多いですね。

(動物1種類につき1イラストのみ。この動物ならこの角度!と言う感じで載っている)

H
その動物らしさを表すとき、立っているか、座っているか。首をどの角度にするか。など、ポーズもとても重要なんです。


ぱっと見て「○○だ!」という印象にもつながりますしね。なるほど。。

(しばしHさんと図鑑を見入る)

そうそう。先日聞いた話なんですが、スカンクをペットとして飼っている方がいたそうです。別の部屋に隔離していて姿は見なかったけど、家にお邪魔するとやはりニオイが印象的だったそうですよ。

H
実際嗅いだ事ないですね、そういえば。


そうですよね。「やっぱりそうなんだ〜」と、関心してしまいました。

H
スカンク、最近口の位置がちょっと下がってきているのか、どんどんおとぼけ顔になっている気がしませんか?


ぽかーんとしたお口は愛嬌があって可愛いですよね。見ているだけで肩の力が抜けて行く感じがします。

H
ぽれぽれ動物は手作りなので仕上がりが全て同じという商品ではありません。自分だけのぽれぽれに出会い、生活の中で楽しんでもらえたらいいなと思っています。


そうですね。実店舗Poletokoでも「出会っちゃった!」と購入する方もいらっしゃいますよ。
Hさん、本日もありがとうございました!

H
ありがとうございました!

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vol.9 デザイナーの声:ぽれぽれ動物 クマ

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

あけましておめでとうございます!
2015年、どんな一年にしましょうか?
お年始は何かが始まる気分でいっぱい。
みなさんにゆっくりした気分や楽しい時間をお届けできるよう、
スタッフ一同、様々な準備をスタートしています。
今年もよろしくおねがいします!

本日のぽれぽれコラムは、デザイナーの声をとりあげます。
ぽれぽれ動物クマのデザイナー、Mさんにインタビューしました。
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店長(以下、店)
Mさん、今日はぽれぽれ動物のクマについてお聞きします。よろしくおねがいします。

クマを作ろう!と思ったきっかけはなんですか?

M
ぽれぽれ動物クマは、ぽれぽれ動物1年目から居る動物のひとつです。胸に模様があるから黒+木肌の配色が活かせそう!という理由で決定しました。簡単なイメージ図を見て職人さんが作ってくれました。


ポーズが可愛いんですよね〜 「クマ、立ってる。」みたいな面白さがあって。

デザインでこだわったポイントはどこですか?

M
やはり「ポーズ」ですね。立たせる事で胸の模様もよく見えますし、いかついイメージがあるクマですが、可愛くて面白い雰囲気が出せました。おしりも愛らしいんですよ。

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(クマたち、、キノコ狩り? )

M
発売開始以来、デザイン変更していない動物のひとつでもあります。


そうそう。デザインを変えた動物もあると聞いていますが、、

M
より良くするためにマイナーチェンジしたり、ポーズからがらっと変えることもあります。たくさん考えて仕上げても、すぐにデザイン変更が必要になったりする場合もあるんですよ。


そうやって、バージョンアップしていくんですね〜

M
絶えず進化しているんですよ。ぽれぽれ動物。


それでもほかの動物と並んだ時に、なんていうか「ぽれぽれ動物らしさ」があって、全体の雰囲気にまとまりがあるのがすごいなーと思いました。

M
そこが一番難しいところで、今後の課題でもあります。リアルだから良いというわけでもデフォルメすれば良いというわけでもなく、絶妙な塩梅で成り立っています。社内で相談しあったり職人さんのアレンジが入ったりして、、作製を進めるうちに雰囲気が揃って行くんですよ。


そもそも、デザインも二人で分担していますよね?

M
逆に二人で分担しているので、多様性が出て良くなっているんじゃないかな?と考えています。

このコラムを始めるにあたりHさんとミーティングしていた時に「このデザイン、私は描けないなー」とお互いに感じた事があったとわかりました。切磋琢磨しながらこれからも挑戦していきたいです。


なるほど、そうやってぽれぽれ動物全体の雰囲気が産まれ、育ってきたんですね。こういう話を聞くと、ひとつひとつのぽれぽれ動物が更に愛おしく思えてきます。。

Mさん、ありがとうございました。

M
本日もありがとうございました。

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Vol.8  ぽれぽれ動物手作りワークショップ:ツリー、ポニー

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

クリスマスは皆さんどんな風に過ごしましたか?
街は一気にお正月の準備に入っています。
パタパタと季節が過ぎて行きますが、ひとつひとつ大事に過ごしたいですね。

ポレトコオンラインストアの実店舗PoLeToKoでは
12月中旬に「ぽれぽれ動物手作りワークショップ」が開催されました!

本日のぽれぽれコラムは、「ぽれぽれ動物手作りワークショップ」についてお伝えします。
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「ぽれぽれ動物手作りワークショップ」とは?

“世界にひとつのぽれぽれ動物を作ってもらおう!”
という事で始まったワークショップです。

PoLeToKo実店舗の2階にあるレンタルスペース&ギャラリー「2nd SPACE KOBE」にて
不定期に開催しています。

粗彫りのぽれぽれ動物を、表面がなめらかになるまで紙ヤスリで擦ったあと、
ご参加の皆さんのオリジナルデザインで色を塗ったりデコレーションしたりして、完成させます。
作業終了後は店長オススメのお菓子+お茶の時間もあり、楽しい時間をお過ごし頂いています。

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今回のお題は、2本立て!

2部制となっていて、第一部「ツリー」第二部「ポニー」で開催しました。

★  ★  ★

第一部「ツリー」。
今回、ツリーはやすりがけが済んだ状態から作業スタート。
絵付けのみの作業となりました。
皆さんとても丁寧に、ゆっくりじっくり集中して描かれていました。

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スマホで検索した画像をじーっと見ながら絵付けされたり、
持参されたネイル用のラインストーンを貼付けてキラキラさせたり、、
皆さん下準備もばっちり☆
画像中央に映っている「ノエルツリー」を参考に模様を描いている方もいました☆

そして、、完成☆

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可愛いものシックなものあり。形は同じなのに、出来上がりは様々。
出来上がってっいく所を眺めていたら、アタタカイ気持ちになりました。

★  ★  ★

第二部「ポニー」。
やすりがけから作業スタートです!
ポニーは彫りが入り組んだ箇所が多いので、これまでで一番ヤスリがけが難しそうでした。

皆さん1時間位ヤスリがけに集中。。

シャカシャカ。。

その後ペイントに入ると、お話したり笑顔が溢れたりと穏やかな時間に。

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ふだんのぽれぽれは、木の色+黒。
それが逆に創作意欲を刺激するのか、カラフルな作品が多いなと感じました。

皆さんの作品をアルバムに掲載しているので是非ご覧ください。 
☆(Facebook アルバム)

こちらでも当日(2014.12.14)の様子をご覧頂けます。
ワークショップの予告記事ではスタッフ作成のポニーも登場! 
☆(Facebook)

★  ★  ★

ちなみに。

作業終了後のお茶の時間にお出しした「店長オススメスイーツ」は、
Feu(フー)さんの黒ごまケーキとクッキー3種類です!

ソフトタイプのクッキーは、口の中に入れるとほろほろっと崩れていく様で
わかっているのに頂く度にびっくりする、そんな楽しいお菓子です。

HPはコチラです。→ ☆(Feu)

★  ★  ★

今回もあっという間に終了しました。
ご参加の皆様、ありがとうございました!

皆さん、粗彫りの状態のぽれぽれ動物をご覧になったことはありますか?
未完成と言うのももったいないくらい、木の味わいがあり温かい雰囲気があるんですよ。

木を植えた人。
木を切り製材した人。
彫った人。
やすりがけした人。
塗った人。
それぞれの間を運んだ人。。
書ききれないくらい、いろんな人の手を渡り、ぽれぽれ動物は皆さんのもとに届きます。

手のひらに包み実際に制作作業をすると、ぽれぽれ動物が辿ってきたゆっくりした時間や
木のもつあたたかさ、しっとり感などをより実感できます。
何より、世界にひとつだけのぽれぽれ動物は宝物になるのでは?と思っています。

時期は未定ですが、ワークショップはこれからも開催していく予定です。
機会がありましたら是非ご参加くださいね。

★  ★  ★

今年のぽれぽれコラムは今号が最終となります。
スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
2015年もぽれぽれ動物の世界をより身近に感じて頂ける様に更新していきます。
どうぞお楽しみに!!

みなさま、よいお年をお迎えください。

vol.7 デザイナーの声:ぽれぽれ動物 ポニー

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

寒い日が続いているこのごろ。みなさんいかがお過ごしですか?
今年から我が家ではストーブを使っています。
じわじわと温かくなる感覚が懐かしく、つい側から離れられなくなったりして。
マッチで火をつけるのも久しぶり。
どれもこれも冬の愉しみのひとつだなぁと思いました。

本日のぽれぽれコラムは、デザイナーの声をとりあげます。
ぽれぽれ動物ポニーのデザイナー、Hさんにインタビューしました。
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店長(以下、店)
Hさん、今日はぽれぽれ動物のポニーについてお聞きします。よろしくおねがいします。
デザインでこだわったポイントはどこですか?

H
たてがみとしっぽのフサフサ感を表すことをがんばってみました。たてがみ部分は浮き彫りにし、しっぽの先には彫りで模様を入れたりしてフサフサ感を強調しています。

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ふんわりとした感じがよく出ていますね。

H
ウマではなくポニーなので小降りな雰囲気でデザインしています。更にポニーらしくしたかったので足が互い違いになっています。彫りも細かいですし全体的に難易度があがってしまったんですが、可愛く出来たので良かった〜と思っています。


なんともいえないこのバランスが可愛いです。木肌の白とペンキの黒の分量もいい感じですよね。

H
はい。白っぽい、黒っぽいのもいいけど、こういうバランスのとれた配色もぽれぽれ動物らしくていいな〜と。


どこか北欧っぽい雰囲気があるなぁ、と感じるんですが、、

H
ポニーだけじゃなくて、ぽれぽれ動物全体が「北欧っぽい雰囲気」とよく言われるんですよ。特に北欧っぽさを意識してデザインしているわけではないんですが、木の質感とモノトーンの配色がそう見せているのかもしれません。

飾る場所を選ばない、年齢性別問わずずっと愛されるスタンダードな商品。という点を特に意識して作っています。


それって、靴で言うとコンバースのオールスターのような?「定番」ということですよね?

H
そうそう、オールスターです。笑

「定番」とか「ロングライフデザイン」と呼ばれるのってものすごい事だと思うんですよ。おかげさまでぽれぽれ動物が誕生して今年で10周年になるんですが、これからも皆さんに愛されるシリーズとして育てていきたいなと考えています。

ちなみに今年のクリスマス商品では、こんなポニーも登場しています!

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色が変わると柔らかい雰囲気になりますね。クリスマスの水玉帽子がよく似合っています〜

H
先日、お取引先のある店舗で見かけたんですが、白+緑のモミの木のような柄の紙箱の上に並べてもらっていて、、ステージに立っている様でした。クリスマス商品は今しか販売しない限定品なので、見かけた時がチャンスです!

クリスマスぽれぽれシリーズは毎年出場(?)選手が変わっていきます。来年はどのぽれぽれが登場するか楽しみにしていてくださいね!


どの子になるだろう〜 お届けしている私自身も楽しみです。

ぽれぽれ動物ポニーはどこかほのぼのとしていて、ぽれぽれ動物全体のやさしい雰囲気に繋がるものがあるなぁと感じました。Hさん、本日もありがとうございました。

H
ありがとうございました!

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vol.6 デザイナーの声:ぽれぽれ動物 ヒツジ

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

ハロウィンも終わり、街はがらっとクリスマスムードに。
PoLeToKoオンラインストアでも、クリスマス商品がたくさん入荷しています!
http://online.poletoko.com/?mode=cate&cbid=1838166&csid=0

そんななか。本日のぽれぽれコラム「デザイナーの声」では、
もう一足お先に、来年の干支であるヒツジをとりあげます!
ぽれぽれ動物ヒツジのデザイナー、Mさんにインタビューしました。
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Mさん、本日はぽれぽれ動物ヒツジについてお聞きします。
ヒツジが誕生したきっかけはありますか?

M
ヒツジは、ぽれぽれ動物シリーズが誕生した頃からずっと作りたかったんです。でも、材料である「木」は硬質なイメージだなぁと捉えていて、フワフワ系全般を避けていたんです。

その後、ライオンを作る機会があって何回も試作を重ねて大変でしたが、たてがみ部分のフワフワ感を出せたんです。
だったらヒツジもできそうだねという話になり、デザインを始めました。


へぇ〜 そういういきさつがあったんですね。
進めるなかで大変だった事はありますか?

M
ぽれぽれ動物らしいデザインにしたく、顔が黒いヒツジにしようと決めました。また、既に他のシリーズでヒツジがあり、カタチが似ない様に注意しました。

デザイン自体がまとまるまで本当に時間がかかりましたが、彫りの試作を進めて行くと思いのほかささっと進み拍子抜けしました。笑


職人の技、ですね〜

M
はい。デザイン画で描ききれない部分までよくまとめてくれて。気がかりだったフワフワ感も表現できました。

これは工房での塗り工程の画像です。ヒツジは黒と木色のバランスが良く、お気に入りのひとつです。

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こうやって並んでいるとほんとうのヒツジの群れみたいですね。

M
そうですよね。ちょっとずつ違うのもわかり、味わいがあります。

ちなみに、顔と四肢が黒いヒツジはサフォーク種というのだそうです。ぽれぽれ動物を担当していると、いろいろと勉強になります。


動物に関する雑学がどんどん増えていきそうですね。

ところで、ヒツジっておしりが可愛いですよね、、ぽってりしてて。

M
おしりはフワフワ感のポイントのひとつでもあり、こだわった部分です。まるくてかわいいおしりになりました。

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(フワフワ。。)

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(ヒソヒソ。。)

M
取り扱い頂いているお店でもこんな風にいろんなポーズ(?)で置いてもらっていることがあって、、うれしいなぁといつも思います。


ストラップやハンコなどいろんな商品にもなっていますね。

M
そうなんです。ぽれぽれ動物シリーズとしていろんな商品に展開することになり、展示会で「持ってます」という声を聞く事も多くうれしいです。。そしてついに、来年の干支はヒツジです!娘が初舞台を迎えるような、晴れ晴れとした気持ちです。 笑


もう少ししたらオンラインストアでもヒツジ商品をまとめてご紹介する予定です。

(メルマガでもお知らせします!こちらでご登録ください→ https://secure.shop-pro.jp/?mode=mailmaga&shop_id=PA01287855)

年末はなにかとパタパタしますのでクリスマス商品と一緒に見てもらえたらと思います〜!

M
お年始だけではなく、ずっと飾っておけるのもヒツジの魅力です。ほのぼのとしたヒツジと一緒に、ゆっくり毎日を過ごしてもらえたらいいなぁと願っています。


Mさん、本日もありがとうございました。

M
ありがとうございました。

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vol.5 デザイナーの声:ぽれぽれ動物 ハリネズミ

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

秋の風が心地良いこのごろ。いかがお過ごしですか?
高い空を眺めていると、なにかのカタチに見えてくる事があります。
細長いパンの様だったり、ヒツジが群れを成している様な時も、、
また秋がやってきたんだなぁとしみじみ思いました。

本日のぽれぽれコラムは、デザイナーの声をとりあげます。
ぽれぽれ動物ハリネズミのデザイナー、Hさんにインタビューしました。
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Hさん、今日はハリネズミについてお聞きします。
デザインする時に気をつけたポイントはどこですか?

H
まず、ツンと上向きの鼻にこだわりました。手の中にすっぽりおさまる感じにしたくて、ころんとしたカタチにしました。


ぽれぽれ動物のなかでも、他にない小ささと丸さがかわいい!

H
ハリネズミは特に触り心地が良いのでつい手のひらに包んでニギニギしまうんです。あと、鼻先で手のツボを押したりしてます。笑


木の質感がダイレクトに感じられるデザインですよね。

H
ちょっと写真を撮ってみました。最近のハリネズミ(左)と、我が家に6年程前からいるハリネズミ(右)です。

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ぽれぽれ動物はニスを使わず仕上げているので、置く場所などにもよりますが木が日焼けをします。年季が入ったハリネズミも味が出ていて結構好きなんです。


時間が経つにつれモノの様子が変わり育っていくことを「エイジング」と言ったりしますが、変化して行く様子を眺めているのも愛着が湧きますよね。

それにしてもハリネズミは、この模様の細かさ、ですよね〜。職人さんすごいなと思います。

H
これはインドネシアの工房で撮った写真なんですが、模様を描き始めるのって背中側のつむじ部分からなんですよ。

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!! そこからなんですね!

H
そうそう。そこから描き始めるんだ〜!と初めて知りびっくりしました。しかもツルッツル!!草を筆のように束ねて固定した道具で描いています。この道具も手作りなんです。


削る道具も手作りが多いと聞きました。職人さんの工夫が感じられますね。

他に何かハリネズミについてエピソードはありますか?

H
PoLeToKoでの話なんですが、ある小学生の女の子がお年玉でたくさん買ってくれました。どれがいちばん好き?と聞いたら「ハリネズミ!」と言ってくれた時、私自身もぽれぽれ動物の中でハリネズミが一番好きなのでとてもうれしかったです。おうちの玄関に飾ってくれているそうです。


こういったお話を聞かせてもらうと、うれしいですね。

どのぽれぽれにもそれぞれの物語があるなぁと思います。お友達も居ないとねと、複数お求めになる方も多いです。皆さんのもとでどう過ごすのかな〜と考えながら、いつも見送るような気持ちでいるんですよ。

本日もありがとうございました!

H
ありがとうございました。次回以降もよろしくおねがいします!

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