vol.37 ぽれぽれ動物手作りワークショップ:イヌ、ネコ

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

日に日に冬らしくなっていくこの頃ですね。
昨日の夜、どこからか「や〜きいも〜〜」と焼き芋を売る声が聞こえて来ました。
みなさまいかがお過ごしですか?

本日のぽれぽれコラムは、11/6日曜日に開催した
「ぽれぽれ動物手作りワークショップ」についてお伝えします。
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「ぽれぽれ動物手作りワークショップ」とは?

“世界にひとつのぽれぽれ動物を作ってもらおう!”という事で始まったワークショップです。
PoLeToKo実店舗の2階にあるレンタルスペース&ギャラリー「2nd SPACE KOBE」にて
不定期に開催しています。

粗彫りのぽれぽれ動物を、表面がなめらかになるまで紙やすりで擦ったあと、
ご参加の皆さんのオリジナルデザインで色を塗ったりデコレーションしたりして、完成させます。
作業終了後は店長オススメのお菓子+お茶の時間もあり、楽しい時間をお過ごし頂いています。

世界にひとつのぽれぽれ動物を作ろう! ぽれぽれ手作りワークショップ

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今回のお題は「イヌ」または「ネコ」。
第1部・第2部の2回開催しました。

「イヌ」「ネコ」は以前にもワークショップをしたことがあったんですが、
前回のワークショップ時に
「ほんとはイヌがやりたかったんです!」「ネコの時、満席で参加できませんでした」
などのお声を頂いていたので、今回は「イヌ」「ネコ」に決定し、
ご予約の時に選んで頂くことにしました。

まず、ぽれぽれ動物の材料である木「ファルカタ」についての説明からスタート!

制作過程の流れを見て頂いたあと、作業開始です。

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彫る時にできた表面のでこぼこを数種類の紙やすりを使ってなめらかに整えていきます。

1,2部とも小学生のお子さんが参加されていましたが、
特に塗りの行程での集中力が素晴らしかったです!
紙やすりの行程では力がうまく入らなかったのかお母さんに手伝ってもらっていましたが
塗りの行程に入ると、自分の思ったデザインを表現しようと頑張っていました☆

他の参加者の方の塗り方に興味を持ったり、1階PoLeToKoに何かを見に行ったり、、
いろいろ情報を集めに動いているのが印象的でした。
自主的に楽しんで参加してくれていて、嬉しくなりました。

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ぽれぽれ動物を作成する時に、みなさん一番緊張(?)されるのが「目」の塗装。
目の位置やデザインでガラリと印象が変わるので、一番集中する瞬間です。
見ているこちらも息が止まるほど・・・

おすすめは、竹串の尖っていない方に絵の具を付けて、ハンコのように軽く押すときれいな丸が描けます。
予想と違ったとしても、修正できる場合が多いのでどんどんチャレンジして欲しいです!!

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そして、完成!!

作品は透明な袋でラッピングしてお渡ししています。
PoLeToKoオリジナルの飴ちゃんつき♪

終了後のアンケートでは、
「むずかしかった所もあるけど絵の具をぬる所が楽しかったです」(小学生の女の子)
「またやりたいです」(小学生の男の子)
「2時間で素敵な作品が出来たので、また他の動物もしてみたいです」
「毎回とても楽しいです!」
「とても楽しかったです!久しぶりに筆を作って色を塗れて充実した日になりました。」
「念願の猫ちゃんが作れたので楽しかったです」
「アキタイヌやりたくて待ってました♡また参加させてください」
などなど、嬉しいお声を頂きました!

また、今後のワークショップで作ってみたい動物のリクエストも頂きました!
「ぽれぽれ動物」はついつい仲間を増やしたくなるんですが、
ワークショップで作ったオリジナルのぽれぽれ動物を増やしていくのも楽しそうですね。

3姉妹で参加された方、親子、お一人さまと
みなさん、それぞれの想いを込めて制作されていました☆
お話を伺うと、いろいろとこだわりがつまっていて、、
できあがったみなさんのオリジナルぽれぽれ動物は、
縁起が良さそうな色合いや、ふんわりやさしいお顔ばかりでした。

皆さんの作品をアルバムに掲載しています。ぜひご覧ください!

☆(Facebook アルバム)

普段の生活の中ではなかなか作れない、集中した時間を過ごして頂けるのも
ワークショップの魅力です。
手のひらの中で、どんどんできあがっていく様子は言葉にならない感動があります。
さらっとしたファルカタの木の白さ、質感、あたたかさを感じて頂けたのでは?と思います。
スタッフともども楽しい時間を過ごさせて頂き、みなさんありがとうございました!
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ちなみに。
作業終了後のお茶の時間にお出しした「店長オススメスイーツ」は、
「ペリ亭」さんのバターケーキとクッキーのセットでした!

☆ ペリ亭(食べログのページ)

集中した後のスイーツは体に染みます〜
ペリ亭さんはケーキもとても美味しく、個人的に大好きなお店でオススメです☆

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たくさんの職人の手をつなぐ様にして仕上がっていく、ぽれぽれ動物。
ワークショップでも、たくさんの手に包まれていました。
自分の手で仕上げた世界でたったひとつのぽれぽれ動物は、きっと宝物になるはず。

ぽれぽれワークショップは年3回開催しています。
Facebookや店頭などでお知らせをしますので、チェックしてみてくださいね!
ぽれぽれ動物の魅力を実感することができ、
初めての方も、リピートの方も楽しんでいただけるワークショップです。
みなさまのお越しをお待ちしております!!

vol.36 デザイナーの声:ぽれぽれ動物 ナマケモノ

こんにちは!PoLeToKo Online Store店長です。

「そっか、もう11月なんだ・・・」と、毎年思うんです。時間が経つのは早いですね。
秋だなぁと思っていたところなのに、もう冬がやってきますね。
冬を待っているこの時期の、毛布を干したり暖かい服を引っ張り出したりする冬支度が好きです。
旅行の準備を旅支度と言ったりもしますよね。
あれこれ考えながら、準備している時間も楽しんで過ごせたらと思います。

本日のぽれぽれコラムは、「デザイナーの声」をお届けします。
ぽれぽれ動物・ナマケモノのデザイナー、マイさんに聞きました。
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店長
こんにちは。本日は「ぽれぽれ動物・ナマケモノ」をご紹介したいと思います。
マイさん、よろしくおねがいします。

マイ
よろしくおねがいします。

店長
なぜ「ナマケモノ」を作ろうと思ったんですか?

マイ
特徴がはっきりしているので、ぽれぽれ動物で作れるんじゃないかな?と以前から気になっていた動物でした。しばらくあれこれ考えていたんですが、商品化できずにいました。

店長
ぽれぽれ動物ナマケモノは、独特の形をしていますよね。

マイ
いつだったか、ゆらゆらと木にぶら下がっているナマケモノをテレビで見て、これだ!!と、シルエットが浮かんだんです。それがこの形です。

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店長
木にぶら下がっている時間が長いナマケモノらしさが出ていますよね。

マイ
そうなんです!ぶらさがっていないとナマケモノにならないよなーと。背中の面で立つ状態なら作れる!と思いつき、すぐ近くにあった紙に鉛筆でシルエットを描いたのを覚えています。

店長
今までのぽれぽれ動物にはなかった形ですが、製作にあたり大変ではありませんでしたか?

マイ
まず、実際に製作できるかどうか心配でした。でも、鉛筆で描いた絵をもとに模型を作ってみた時に「これは作る事ができるんじゃないか?」と感じることができたので、デザインを進めて行きました。

店長
ふむふむ・・

マイ
工房の職人さんが頑張ってくれて、さっと試作ができあがってきたんです。感動しました。販売開始前の出張の時に、製作中の工房で並んでいる所を見た時も、とても感動しました。

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店長
そうだったんですね・・産まれる瞬間は「感動」なのですね。

マイ
はい。ぽれぽれ動物ナマケモノは商品として出来上がった事がとても嬉しかったです。ちょうどぽれぽれ動物10周年の年に販売開始でしたし、自分の中でもブレイクスルーした瞬間を実感できたからだと思います。

店長
やりがいを感じる瞬間ですね。

マイ
そうですね。ぽれぽれ動物をデザインしていて幸せなのは、ころんと手のひらに乗る感触を感じられる事です。平面で描いたデザインが立体になり、手のひらの中に現れる過程は本当に楽しいです。

店長
現在45種類あるぽれぽれ動物が、それぞれこうして産まれて来たかと思うと感慨深いですね。お客様に、ぽれぽれ動物と出会う幸せをもっと感じてもらえるお店づくりをして行きたいなと思いました。

マイさん、本日もありがとうございました!

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