こんにちは。
夏真っ盛りの8月。
ヒマワリやアサガオが太陽の光をいっぱいに浴びて、のびのびと花を咲かせています。
暑い日が続きますが、今年の夏も元気に乗り切りたいですね!
今回のぽれぽれコラムは「デザイナーの声」をお届けします。
新作のぽれぽれ恐竜「ヴェロキラプトル」と「アンキロサウルス」について、
マイさんとハルミさんに聞きました。
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ヨウコ
早速ですが、ラプトルと言えばあの映画ですよね!
マイ
そうです!
「ヴェロキラプトル」は映画「ジュラシック・パーク」シリーズにたびたび登場し、物語のキーとなる役(?)の恐竜です。
小型ですが賢く、人間と意思の疎通をしている描写があったりしてもともと親近感があり、
いつか「ぽれぽれ恐竜シリーズ」に加えたい!と温めていました。
ヨウコ
そうだったんですね!映画のなかでも他の恐竜とは異なる描かれ方をしていますよね。
マイさんはぽれぽれ動物のデザインもたくさん経験されていますが、恐竜シリーズをデザインする際に何か違いはありますか?
マイ
「ぽれぽれ恐竜シリーズ」はシンプルでかわいく、かつ、できるだけその恐竜らしさをデザインに落とし込むため、「ぽれぽれ動物シリーズ」を作る時よりたくさんの資料を比較しています。
バランスを取るのが難しいので何度も模型を作り直す事も多いです。
ヨウコ
なるほどー。
動物と違って恐竜は本物を見て確認することは叶いませんもんね。
ヴェロキラプトルのポイントは何かありますか?
マイ
うしろ脚に「恐竜は鳥の祖先である」という説が産まれるきっかけになった、
大きな「カギ爪」があることです。
肉食なので猟りに最適なのだそうですよ!
また、前脚の肘のあたりに特に長い羽根がついている資料も多く・・・
肉食なので猟りに最適なのだそうですよ!
また、前脚の肘のあたりに特に長い羽根がついている資料も多く・・・
このため、鳥の羽を折り畳んでいるような前脚のカタチにしました。
ヨウコ
へ〜!そう思ってみるとまた違った見え方になりますね!
マイ
実は「ぽれぽれ恐竜シリーズ」を作った事がきっかけで恐竜に興味を持ち、
これまでに何度か恐竜関連の展示を見に行きました。
特に、担当した恐竜には愛着があって、骨格を目の前にした時はとても嬉しかったです。
研究者の皆さんの長年の努力によりいろいろな説があり、正解は誰にもわからない。恐竜って面白いですね。
特に、担当した恐竜には愛着があって、骨格を目の前にした時はとても嬉しかったです。
研究者の皆さんの長年の努力によりいろいろな説があり、正解は誰にもわからない。恐竜って面白いですね。
ヨウコ
続いては、「アンキロサウルス」のデザイナー、ハルミさんに伺います!
アンキロサウルスをデザインするにあたって、どんな思いがありましたか?
ハルミ
アンキロサウルスは見れば見るほど不思議な形をしていますよね。
尻尾の先に大きな塊があったり、背中には甲羅のような鱗のようなゴツゴツしたものがついていたり。
もう特徴がありすぎで、やりたいことありすぎでした!
尻尾の先に大きな塊があったり、背中には甲羅のような鱗のようなゴツゴツしたものがついていたり。
もう特徴がありすぎで、やりたいことありすぎでした!
ヨウコ
そうだったんですね!
確かに特徴がありすぎる。。
ハルミ
その気持ちをグッと抑えシンプルになるように制作しました。
一目でアンキロサウルス!とわかるところまでシンプルにできたと思います。
その気持ちをグッと抑えシンプルになるように制作しました。
一目でアンキロサウルス!とわかるところまでシンプルにできたと思います。
ヨウコ
体のトゲトゲもなんだか可愛らしくみえますね。
先が丸くなっている尻尾もかわいいですよね〜。
ハルミ
尻尾の先の塊は戦うときにブンブンふり相手に強烈なキック?パンチ?で一撃するんですよね。
ヨウコ
え!?そうなんですか!?
ハルミ
映画「ジュラシック・パーク」でしかみたことないですが、あのパンチは強烈です。
資料によってはあの塊にトゲのようなものがついているのもあり
お顔は穏やかそうですが、絶対怒らせたくない恐竜ですね。
資料によってはあの塊にトゲのようなものがついているのもあり
お顔は穏やかそうですが、絶対怒らせたくない恐竜ですね。
ヨウコ
本当ですね!
恐竜は知れば知るほどいろいろなことが見えてきて面白いですね。